交通誘導

道路工事や建築工事などの現場付近の道路や、イベント会場など、大混雑するエリアの道路で、通行する自動車や自転車、歩行者などの誘導を行います。誘導業務の目的は交通事故やトラブルの発生を防ぎ、通行の安全性を確保することにあります。

通常は、ドライバーが視認しやすい規定の服装で、誘導棒、誘導手旗、発光する指示棒などをはっきり振り、車両と歩行者双方に、誤解を与えないような身振り手振りで「停止をお願いします」「お進みください」というご協力を促します。状況に応じて、なぜ交通誘導をしているのかという事情を説明したり、危険性を教えたりすることもあります。

実際の業務でよくあるケースは、片側交互通行の誘導と、迂回指示誘導です。片側1車線しかない道路で、片方の車線が工事や事故で使えない場合に両方向から進行してくる車両を交互に通行させる業務で、対面衝突を防ぎ、通行誘導をおこないます。交通事故や道路沿いの火災などで、ある地点から道路が使用不能になった場合には通行止めが行われます。こうした短期間の通行止めに伴う迂回指示は、主として警察がおこないます。しかし、道路工事などで長期的に迂回しなければならないような場合は交通誘導員が対応することが多く、具体的な迂回路の表示や、ドライバーに質問された時の的確な情報提供を行います。

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