駐車場警備

駐車場警備の仕事は、大きく分けて誘導業務と警戒業務があります。駐車場ですから誘導業務は基本的には乗用車に対する指示や情報提供ですが、駐車場内には車から降りた歩行者や、これから車に向かう歩行者もいますので、歩行者の安全確保は重要な業務です。

スムースな誘導が利用者の施設に対する満足度を高め、安全性にも寄与します。たとえば空車スペースを自動的に感知する設備がある駐車場であれば、その情報をインカムなどでリアルタイムに把握し、「どのフロアは満車になっているか」とか「あそこのゾーンにはスペースがある」といった情報をもとに、利用車を安全かつ効率的に誘導することで「使いやすい駐車場」という評価につなげることができます。施設駐車場でのトラブルは施設自体の評価を下げることに直結します。トラブルが起きにくい誘導を心がけ、トラブルが起きても関係者が満足できる形でスムースな解決に導く誘導をすれば、逆に施設のブランド力も上がり、駐車場自体の回転率改善にも寄与することになります。

駐車場の警戒業務は、駐車している車両に異常がみられないかといった総括的監視や、車両荒らしや利用者を狙った犯罪行為の抑止、危険物などの警戒です。総括的監視はパトロール巡回の場合もありますし、監視カメラが装備されている駐車場であれば遠隔監視もあります。駐車場は昼間と夜間では様相がまるで変わります。昼間の場合、屋外のパトロール巡回で気を付けたいのは子供やペットの車内残置です。夏場だと車内は非常な高温になり危険です。もし子供やペットが車内に残置されている場合は、マニュアルに沿って、救急搬送を依頼する連絡など緊急対応を的確に行います。夜間は車上荒らしへの警戒を含め全体的な安全確認が中心になります。

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